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組立にまで踏み込んだ設計が必要である(図5−7)。

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図5−6 微粒子半導体触媒

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図5−7 生命から学んだ新型光半導体触媒(左)アンテナ集合体型、(右)膜分離型

(3) 太陽エネルギー利用にむけて
長い地球の歴史の中でみると、人類の歴史はほんのわずかにしか満たない。このレベルでみると、我々地球上のエネルギー源のほとんどは太陽であったと言うことができる。太陽エネルギーを有用なエネルギーに変換したり、太陽光により物質そのものの変換を行うことにより、地球上の生物の生命を維持してきた偉大なる仕組みが「光合成」であった。光合成は、
? 太陽の可視光エネルギーを利用している
? 常温,常圧で反応を進行させている
点で、きわだった特徴をもっている。我々は、高いエネルギーを与えたり、高温,

 

 

 

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